ここのところ母である私が体調を崩し、1日のほとんどをベッドで過ごす日が続きました。
そのうち小学生の娘ユエの起床時間が遅くなり、日課のようにしていた勉強をする代わりにソファで横になって読書をして一日を過ごすようになりました。
しばらくして、私の体調は元に戻ったもののユエの日常は変化したまま。
勉強を始めたのも突然だったけれど、自分でつくって続けてきた日課もこんなにあっさり終わるものなのかとそのはかなさに驚きつつ、私は自分の勉強を再開。
するとそのうちユエも向かいの机に座って算数をはじめ、翌日からは起床時間も勉強時間も以前のリズムに戻りました。
子どもの勉強のモチベーションって何らかの刺激で生じる興味や知識欲からのものかと思っていたけれど、ユエの場合は感染のようなものなのかな。
そういえば私もお掃除ロボットが動くのを見ると別の家事をはじめたりと、ひとりでは重い腰も不思議と軽やかになってやる気がでたりするので「仲間」がいるとモチベーションがあがるのは大人の私も同じかもしれません。
自分の行動の影響力を目の当たりにして、背筋の伸びる思いがしました。
おすすめの本
最近本を読む時間がたくさんあったので、 ホームスクールとは関係ないけれど おもしろかったものを紹介します。
デジタル・ミニマリスト
デジタル機器は本当に便利だけれど、刺激を求めてニュースサイトを日に何度もチェックしている自分に気づいてうんざりすることがあるので、本書に出てくる言葉の数々が刺さります。

- スマホはスロットマシン
- シリコンヴァレーがプログラミングしているのはアプリではなく人
- Appストアはあなたの魂を乗っ取ろうとしている
自分にとって本当に大切なことは何か、そして デジタル機器とのつきあい方を考える良い機会になりました。
愛なき世界
表紙に惹かれて読んだ一冊。
登場人物がそれぞれ愛らしいのが印象的です。
気孔柄の Tシャツを着て円服亭のごはんが食べたくなりました。
総理にされた男
ある男
「男」つながりのタイトルですが、2冊とも読みやすくて一気に読んでしまいました。
以下は小学生ユエに「最近読んでおもしろかったもの」を聞きました。
ファンタジウム

難読症の男の子がマジックで成長していく話。
応援したくなる
自分もやってみたくなったそうで本や動画をみながら一生懸命マジックの練習をしています。
ユエが熱心にすすめるのと、全巻がkindleunlimitedの対象商品になっている(2019年12月現在)ので、私も今日読んでみようかなと思っています。
蜜蜂と遠雷

読んでいると音が聴こえきて、
その場にいる感じがするのが他の本とは違う。
すごくピアノが弾きたくなる本。
映画も観たけれど、私もユエも「本の方が好き」で一致しました。
マンガでわかる! 5W1H思考

自分にとって新しい考え方でおもしろかった
物語の舞台は会社なのですが、まんがだと小学生でも楽しめるようです。
わが家ではライトなしの Kindle 端末をずっと使っていたのですが、最近 Kindle Paperwhite を購入してみました。バックライトがついて解像度も良くなっていて格段に読みやすくて、防水仕様。お風呂で本が読めるなんて夢のようです。:)