こんにちは。先日、図書館で

池上彰さんの本があった♡
と嬉しそうに「東西冷戦の終結」をギューッとする小学生女子を前にどうリアクションしていいのか戸惑ってしまった40代、りうです。

そういうのは、いまどきのアイドル キンプリとかBTSとかにするものじゃないの?

そんなの興味なーい、池上彰さんの方がおもしろーい
って…。まあ、その、なんでもいいです。
時代が違うのか、ただ単に個性なのか、よくわかりませんが、いまどきはアイドルの概念も漢字の習得もわたしの知っているものとは変わってきているようです。 宿題とは無縁のホームスクーラーにはうってつけと思える 新しい(でいいのだろうか)漢字の習得法が素晴らしかったので紹介します。
さかもと式見るだけ暗記法
その名も「さかもと式見るだけ暗記法」を提案している坂本七郎 さんの書かれた、
見るだけで漢字を〇時間で覚えられる
というタイトルの何冊かの問題集。そのタイトルを見た時は「またまたご冗談を…」としか思えませんでした。
家にはどんぐり倶楽部の漢字読本があるので漢字に関しては「学びたければそれを利用してくれたらいいな」くらいの考えでした。でもある時、文通している仲良しのお友だちが漢字検定を受けるというのを聞きました。ユエも興味本位で家で漢字テストに挑戦したけれど撃沈。書けません。
わたしが小学生の頃は手が真っ黒になるほど漢字の書き取りの宿題をさせられた記憶があるので「宿題、なにそれ、おいしいの?」状態のユエが漢字が書けないのはごく自然なことなんですけどね。
「お友だちとの手紙を漢字で書けるようになりたい」と言うので、どんぐり漢字読本とか漢字辞書に付箋をつける方法とか唱えて覚える漢字ドリルとかもポツポツやってはみました。でもどれも最初だけでおしまい。
そんな時にこの本を見つけました。もうすでに数冊のドリルが手元にあったので、とりあえず提案されている「見るだけ暗記法」を別の漢字プリントを使って試してみることに。
ちびむすドリルで「見るだけ暗記法」を試してみた
ちなみに「ちびむすドリル」という無料プリントが見るだけ暗記法を試すのにちょうど良かったので使わせていただきました。
何ということでしょう。本当に見るだけで漢字が書けるようになってる!もう、本人よりわたしがびっくりしました。小学生の頃のわたしの努力はなんだったのか、これはもっと早く知りたかった。
見るだけ暗記法は子どもが自発的に続けていてすごい
このさかもと式のすごいところは、なんといっても子どもが自分から楽しんでやるところです。他の漢字ものだと一生懸命やるのは最初のうちだけだったのに、この見るだけ暗記法の漢字テストはすでに2学年分終えました。いまはあまりにもスンナリ終わったので「全部本当に覚えているか不安だから」とその復習でもう1度同じ学年分をやっています。そして驚くことにほぼ覚えてるんですよね。毎日、自分からプリントを手に
「いま時間ある?漢字のやつやって。」
という会話が何か月も続いているというのは、本当にすごいなと思います。
語句問題にも対応 | 漢字1560が7時間で覚えられる問題集
とりあえず小学生の漢字の勉強はこのさかもと式の見るだけ勉強法で続けたいというので、わが家では
出る順「中学受験」漢字1560が7時間で覚えられる問題集
を購入しました。これは、漢字の書き取りにくわえて同音同訓異字、慣用句、四字熟語、対義語・類疑語、部首名なども覚えられるような構成になっています。こちらはまだはじめていませんが、楽しくできたらいいなと思っています。