朝から読書にいそしむユエがうれしそうに話しかけてきました。

ねえねえこの本書いた人、やなぎだりかおさんだよー♡

へえ、そうなんだ
適当に返事をしたものの「だれやねん」疑惑がつのるので検索してみたら「空想科学読本」で有名な作家の方でした。「空想科学読本」大好きだもんね、うれしいはずです。

池上彰さんと柳田理科雄さん、どっちの方がすき?

んー、いけがみあきらさん。だってやなぎだりかおさんはこどもっぽい感じだけどいけがみあきらさんはまじめでかっこいーっ。きゃーっ♡

……
気を取り直して。
ホームスクールで使えそうな理科系教材というと「空想科学読本」はじめ思いのほかある気がします。教材というよりは理科系知的好奇心をくすぐるもの、ですかね。なかにはこれが勉強?というのもありそうだけれど子どもが楽しんでいたものを紹介します。
ヒトのからだ
うつる病気のひみつがわかる絵本シリーズ
この絵本は理科というより公衆衛生学になるのかな。「はたらく細胞」を読んた時にユエがこの絵本にあった関連する箇所を話をしてくれました。
こうして知識が体系化していくのかと絵本の影響力の大きさを感じた本です。
はたらく細胞
Kindleのコミック版を購入して読みこんでいます。
そのあと複数のお友だちと一緒にNetflixでアニメ版をみたら血の色が強烈過ぎてユエも他の子もこわかったそう。血が苦手な子には 本の方がより楽しめるらしいです。
「はたらく細胞」の影響で小学生が白血球や血小板を話題にして楽しそうにおしゃべりをしているのが、わたしには新鮮でした。
鉱物ってなんぞや
鉱物キャラクター図鑑
説明要らずの子どもが大好き「キャラクター」ものです。夢中で読んでいました。
川原や海辺のきれいな石の図鑑
この美しい本は大人のわたしが読んでも楽しいです。ルーペ も買っちゃいました。よくビーチに行くので石や砂や貝や珊瑚まで観察しています。
元素に恋して
Kindle版を購入。これを読んで元素への興味が芽生えたそう。いまでは元素図鑑や元素記号の歌も自分でチェックしています。
星空に思いをはせる
星と神話
幼稚園生のころから読み続けている本。ユエの神話好きはこの本がきっかけだと思います。神話と星座への関心が高まった1冊でした。
星の観察ができる双眼鏡
星みたさに望遠鏡も双眼鏡も買わされいましたが、こだわりのない わが家の場合は双眼鏡だけで十分だったと反省しています。
望遠鏡は大きくて収納に困るのと、いざ星をみるまでの設置が大変。
双眼鏡はコンパクトなのに肉眼ではみえない星も素晴らしくみえます。これは本当に買って良かったです。
プラネタリウム

沖縄の美ら海水族館で有名な 海洋博公園 にある海洋文化館内にプラネタリウムがあります。
常設ものはもちろんですが、季節のイベントに関連して「ドラえもん宇宙ふしぎ大探検シリーズ」や「こまねこのクリスマス」などのような星好きの子どもにうれしい上映があったりするので興味のある方はチェックしてみてください。
実験しちゃおう
なるほどの森
- 科学であそぼう なるほどの森〈第1集〉 森 裕美子 著
本のリンクができないのでインターネット版のリンクです。
この本では何といっても「スライム」がお気に入りでそのページだけ妙にしわしわ。もう何度つくったことか。わが家では洗濯のりとホウ砂は常備品です。
インターネット版 なるほどの森
10歳までのかがくあそび
写真が多用されていて見やすく、子どもの「これつくりたい」が多かった本です。
Netflix は 理科系の勉強に◎
BBC ライフ 生命という奇跡
BBCってすごい、生命ってすごいとしか言いようがありません。このような貴重な映像が見られるのは本当にありがたいです。子どももわたしも全編釘付けでした。必見。
みんなでびっくり大発見
身近なことがらを科学者や専門家を交えながら追求していくネットフリックスのオリジナル番組。

理科の勉強とはいえなそうだけれど科学を身近に感じられるはず。日本にもアイドルのような外見の子どもたちが出演している似たような番組がある気がするけど「みんなでびっくり大発見」は司会以外はごく普通っぽい人たちで構成されているところがリアルさも好感度も大。
番組で扱うトピックはどれも興味深く、大人でも十分すぎるほど楽しめます。
子どもの科学全般で鉄板の本とまんが
以下はわが家のボロボロまで読まれた本の代表格です。図書館にあるところも多いので、もしまだ読んでいないお子さんがいたら是非。
ジュニア空想科学読本シリーズ
ユエ憧れの 柳田理科雄さん の有名な「空想科学読本」の子ども版。本家の「空想科学読本」も読んだものの、本家だとウルトラマンやマジンガーZを知らないのでユエにはイマイチだそう。
でもこのジュニア版はいまの子どもが知っているものばかりで、とてもおもしろいとKindleにも入れています。
ちなみに冒頭で読んでいたのは「おとぎ話を科学する! 」です。
科学漫画サバイバルシリーズ
いまでは科学だけではなく歴史のサバイバルまで出版されていてユエも大好きで読破しています。どれでもおもしろいというので、どれが1番好きかと聞いたら「戦国時代のサバイバル」と即答。
理科系だと↑ロボット編らしいです。
「科学漫画サバイバルシリーズ」公式サイトもあり。周りの子どもにも大人気のシリーズ。
学校勝ち抜き戦・実験対決シリーズ
このシリーズはとにかくまんがが楽しいそうです。
まとめ
以上、おすすめのホームスクールで理科の勉強になりそうなものの紹介でした。
こうしてみると理科の勉強って範囲が広いですね。
子どもの好奇心や楽しむ気持ちもより広がるといいなと思います。